2019年08月21日
デジタルアーツ株式会社
海賊版被害防止対策として著作権侵害サイトへのアクセスを抑止
~第4弾「STOP ! 海賊版」キャンペーンに賛同~
デジタルアーツでは、海賊版サイト(著作権侵害サイト)による被害防止対策への取り組みの一環として、出版広報センターが実施する「STOP! 海賊版」キャンペーンに賛同しております。
著作物を違法にコピーし、Web上で公開する海賊版サイトは、著作者や出版社等に甚大な被害を与えており、人気漫画等を違法にアップロードした「漫画村」は、著作権侵害による被害総額が約3200億円 ※ にのぼると推定されています。
これらの海賊版サイトは、サイトを閲覧した利用者にとっても、詐欺サイトに誘導され利用料をだまし取られたり、マルウェアに感染してしまい個人情報等を抜き取られる等の危険性があります。
こうした被害防止に向けて、デジタルアーツでは2014年から一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)より海外の著作権侵害サイト情報をご提供いただき、著作権侵害サイトへのアクセスを抑止する取り組みを行っております。
また、出版各社から著作権侵害サイト情報をご提供いただくほか、出版各社、インターネット事業者、フィルタリング事業者、有識者、関連団体との意見交換を行うなど、海賊版被害防止への取り組みを強化しており、今回はその活動の一環として、第4弾「STOP! 海賊版」キャンペーンへの賛同とその周知活動に協力いたします。
一部の海賊版サイト運営者とその関係者は特定され、捜査当局によって逮捕された報道がなされましたが、同様のサイトは今後も増え続ける可能性があり、迅速かつ網羅的な対策が求められています。
デジタルアーツでは、海賊版サイト対策において、今後も関連団体との連携を深めることで、インターネットを安全にご利用いただけるよう尽力してまいります。
- ※ 一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)の試算による
出版広報センター「STOP!海賊版」キャンペーンについて
出版9団体によって構成される出版広報センターでは、2018年8月1日より、「STOP! 海賊版」キャンペーンを開始しました。
海賊版サイトの横行は正規の作品による売上に影響が出るなど、著作者や出版社などに甚大な被害を与えていることや、アクセスする読者にもウイルス等の危険が及ぶこともあり、海賊版を利用しないよう周知する活動です。
クリエイターから許諾を受けた正規の電子書店・電子書籍配信サービスの目印となる「ABJ(Authorized Books of Japan) マーク」の策定や、出版各社による人気キャラクターを配した動画による告知など、各種取り組みを実施しています。